使用上の注意事項

毛染めによる皮膚障害の発症や重篤化を防止するため、染毛前にお客さまへヘアカラーに関するリスク等を理美容師の皆さまが明確に説明できる手段として、製品正面に記載する注意事項を定めています。

お客さまにヘアカラーのリスクと皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の必要性をご説明ください。

業務用製品は理美容師の皆さまが施術することを前提に製造販売されており、お客さまが直接製品を目にする機会はまれです。従って、記載の対象を理美容師の皆さまとし、ヘアカラーのリスクやパッチテストの必要性について、お客さまに説明していただくことを注意事項としました。ヘアカラーのリスクとは具体的に、「ヘアカラーによるかぶれは、頭・髪の生え際・顔・首筋などに、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状がでることをいい、かゆみしか感じないこともあります。かぶれと気づかずに、又はかぶれの症状が軽いために使用を繰り返したり、症状が治まった後に再使用したりすると、次第に症状が重くなり、まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんましん、呼吸困難など)等が突然起こることがあり危険です。このようなかぶれの症状を経験された方は、絶対に使用しないでください。」などのことを示します。

ヘアカラーでかぶれたことのある方には絶対に使用しないでください。

かぶれと気づかずに、又はかぶれの症状が軽いために使用を繰り返したり、症状が治まった後に再使用したりすると、次第に症状が重くなり、まれに重篤なアレルギー反応(全身じんましん、呼吸困難など)が突然起こることがあり危険です。症状がかゆみだけであっても、使用毎に感じたり、強く感じたりした場合は、ヘアカラーによるアレルギー反応の可能性があります。今後はいずれのヘアカラーも施術できません。ヘアマニキュアなどの半永久染毛料や非酸化染毛剤をご提案ください。これまでにかぶれた方には、パッチテストもおすすめしないでください。

かぶれを繰り返すと重篤化することがあります。

ヘアカラーによって頭皮等に異常が生じても、「かぶれと認識しない」、「かぶれが生じても我慢する」、「理美容室や製品を変えれば解決すると考える」お客さまがいるため、理美容師皆さまはヘアカラーのリスクに関する情報を正しくお伝えください。

酸化染毛剤ならびに非酸化染毛剤の使用上の注意事項

  • 次の方は使用しないでください
    • 今までに本品に限らずヘアカラーでかぶれたことのある方
    • 染毛中または直後に、じんま疹(かゆみ、発疹、発赤)あるいは気分の悪さ(息苦しさ、めまい等)を経験したことのある方
    • 皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の結果、皮膚に異常を感じた方
    • 頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中等)
    • 頭、顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚病がある方
    • 腎臓病、血液疾患等の既往症がある方
    • 体調不良の症状が持続する方(微熱、倦怠感、動悸、息切れ、紫斑、出血しやすい、月経等の出血が止まりにくい等)
    • 使用前のご注意
      • 染毛の2日前(48時間前)には次の手順に従って毎回必ず皮膚アレルギー試験(パッチテスト)を行ってください。パッチテストは、ヘアカラーにかぶれる体質であるかどうかを調べるテストです。テスト部位の観察はテスト液塗布後30分位および48時間後の2回行います。過去に何回も異常なく染毛していた方でも、体質の変化によりかぶれるようになる場合もありますので、毎回必ず行ってください。
        • 使用する薬液を使用法に定められた割合で混合し、テスト液を数滴つくります。
        • テスト液ができましたら、腕の内側に10円硬貨大にうすく塗り、自然に乾燥させてください(塗った部分が30分位しても乾かない場合は、ティッシュペーパー等で軽く拭き取ってください)。
        • そのまま触れずに48時間放置します(時間を必ず守ってください)。テスト液を塗ったところは絆創膏等で覆わないでください。
        • 塗布部に発疹、発赤、かゆみ、水疱、刺激等の皮膚の異常があった場合には、手等でこすらないで直ちに洗い落とし、染毛しないでください。途中、48時間以前であっても、同様の皮膚の異常を感じた場合には、直ちにテストを中止し、テスト液を洗い落として染毛しないでください。
        • 48時間経過後、異常がなければ染毛してください。
    • 頭髪以外には使用しないでください。本品は頭髪用の製品です。
    • 眉毛、まつ毛に使用しないでください。薬液が目に入るおそれがあります。
    • 顔そり直後は染毛しないでください。皮膚が細かく傷ついているおそれがあり、刺激等を受けやすくなります。
    • 染毛の前後1週間はパーマネントウェーブをかけないでください。髪を傷めたり、色落ちしたりすることがあります。
  • 使用時のご注意
    • 薬液は使用直前に混合し、直ちに使用してください。
    • 換気のよいところで使用してください。
    • 必ず適切な手袋を着用してください。
    • 染毛中に入浴したり、染める前に髪をぬらしたりしないでください。汗やしずく等で薬液が目に入るおそれがあります。
    • 薬液が顔、首筋等につかないようにしてください。薬液がついたときは、直ちに水で洗い落としてください。
    • 薬液や洗髪時の洗い液が目に入らないようにしてください。目に入ると激しい痛みを生じたり、場合によっては目が損傷(角膜の炎症等)を受けたりすることがあります。万一、目に入ったときは絶対にこすらないで、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診療を受けてください。
    • 染毛中に発疹、発赤、はれ、かゆみ、強い刺激等の皮膚の異常やじんま疹、息苦しさ、めまい等の症状が現れた場合には、直ちに薬液をよく洗い流し、すぐに医師の診療を受けてください。
    • 染毛後に何らかの異常を感じた場合には、必ず医師の診療を受けてください。
  • 取扱いのご注意
    • 混合した薬液の残りは効果がなくなります。必ず洗い流して捨ててください。
    • 混合した薬液は保存しないでください。ガスが発生して容器が破裂するおそれがあり危険です。
  • 保管上のご注意
    • 幼小児の手の届かない所に保管してください。誤って飲んだり食べたりすると危険です。
    • 高温や直射日光をさけて保管してください。
  • ヘアカラーによるアレルギーのリスクについて
    ヘアカラーによる「かぶれ」は、頭・髪の生え際・顔・首筋などに、かゆみ・はれ・赤み・ブツブツなどの症状がでることをいい、かゆみしか感じないこともあります。かぶれと気づかずに、又はかぶれの症状が軽いために使用を繰り返したり、症状が治まった後に再使用したりすると、次第に症状が重くなり、まれに「アナフィラキシー」という重篤なアレルギー反応(全身じんま疹、呼吸困難など)等が突然起こることがあり危険です。このようなかぶれの症状を経験された方は、絶対に使用しないでください。

脱色剤・脱染剤の使用上の注意事項

  • 次の方は使用しないでください
    • 今までに本品でかぶれたことのある方
    • 頭皮あるいは皮膚が過敏な状態になっている方(病中、病後の回復期、生理時、妊娠中等)
    • 頭、顔、首筋に、はれもの、傷、皮膚病がある方
    • 腎臓病、血液疾患等の既往症がある方
  • 使用前のご注意
    • 頭髪以外には使用しないでください。本品は頭髪用の製品です。
    • 眉毛、まつ毛に使用しないでください。薬液が目に入るおそれがあります。
    • 顔そり直後は使用しないでください。皮膚が細かく傷ついているおそれがあり、刺激等を受けやすくなります。
    • 使用の前後1週間はパーマネントウェーブをかけないでください。髪を傷めることがあります。
    • 過硫酸塩配合の脱色剤で、かぶれ、じんま疹(かゆみ、発疹、発赤)あるいは気分の悪さ (息苦しさ、めまい等)を経験したことのある方。
  • 使用時のご注意
    • 薬液は使用直前に混合し、直ちに使用してください。
    • 換気のよいところで使用してください。
    • 必ず適切な手袋を着用してください。
    • 使用中に入浴したり、使用する前に髪をぬらしたりしないでください。汗やしずく等で薬液が目に入るおそれがあります。
    • 薬液が顔、首筋等につかないようにしてください。薬液がついたときは、直ちに水で洗い落としてください。
    • 薬液や洗髪時の洗い液が目に入らないようにしてください。目に入ると激しい痛みを生じたり、場合によっては目が損傷(角膜の炎症等)を受けたりすることがあります。万一、目に入ったときは絶対にこすらないで、直ちに水またはぬるま湯で15分以上よく洗い流し、すぐに眼科医の診療を受けてください。
    • 使用後に何らかの異常を感じた場合には、必ず医師の診療を受けてください。
  • 取り扱い上のご注意
    • 混合した薬液の残りは効果がなくなります。必ず洗い流して捨ててください。
    • 混合した薬液は保存しないでください。ガスが発生して容器が破裂するおそれがあり危険です。
  • 保管上のご注意
    • 幼小児の手の届かない所に保管してください。誤って飲んだり食べたりすると危険です。
    • 高温や直射日光をさけて保管してください。