「アレルギー性のかぶれ」と「刺激性のかぶれ」の違い

かぶれ(接触皮膚炎)には「アレルギー性」と「刺激性」があります。かぶれがアレルギー性であるか、刺激性であるかの判断は、皮膚科医にご相談ください。

アレルギー性のかぶれとは?

皮膚に付いた化学物質から体を守るための仕組み(免疫)が過剰に反応し、体に障害をもたらすことです。かゆみを感じ、その後に赤み・腫れ・ブツブツ等の症状が出ます。一度アレルギーになると一生、その物質に触れるたびに症状が出ます。

刺激性のかぶれとは?

皮膚が敏感な方や皮膚に傷があって皮膚のバリア機能が弱っている方が、皮膚に付いた化学物質によって、赤み、痛み等の症状を起こす皮膚炎のことです。その物質に触れても、皮膚の状態によって症状が出たり出なかったりします。